窓に部屋の灯りが映っていた
こんな時間まで伏していたのか・・
重たい身体をやっと起こす
窓の外は
雲ひとつない空に 自然の織りなすグラデーション
慌てて ベランダに出たが
間もなく辺りは闇にのみ込まれていった
最近
1日中 気分が悪くて伏せってばかりいるな・・
いやいや、そうなんだけど
つかの間に あの夕暮れを見ることができたではないか
一瞬も
それらに触れることができなかった あの頃の自分が言う
私の人生に健康がなくなって25年
やはり自分は
かなり生き急いでいると感じる 焦っている
時間は待ってくれないという現実