2021年12月31日 / 最終更新日時 : 2022年11月14日 tetiaretiti 思い 粉雪と苗字 －Powder Snow and Surnames メタセコイアの美しい冬の木立のまわりを粉雪があてもなく ぐるぐる走っている ある日、苗字が変わった 窓口で出した書類はまるで、最初からなかったかのように 奥に吸い込まれていく 遠くなっていく今までの自分とあの人との そん […]
2021年3月28日 / 最終更新日時 : 2021年5月12日 tetiaretiti 思い まぶたの雨空 －Eyelid Rain Sky ザーザーもなくポツポツでもないが雨がしきりに降っている わたしのまぶたの中にある空もグズグズ雨が降っている まぶたの空は、晴れてはくれない いつも夜中に泣きながら起きる夢うつつあれは何をみて泣いたのだろう わたしはいつも […]
2021年3月24日 / 最終更新日時 : 2021年5月13日 tetiaretiti 思い とどまらないこと －Don’t stay 起きてすぐ空を見るとピンク色の雲がスーッと曙の空を描いていた 用事を済ましてすぐに戻ったが跡形もなく消えていた 生まれては消えていく生まれては変わってゆく とどまるものなどない 昨日、道端にあった種はあれから どうなった […]
2021年3月16日 / 最終更新日時 : 2021年3月15日 tetiaretiti 思い この雷は自分そのもの －This thunder is me 真夜中の稲光が不規則に辺りを照らす静かな暗闇に響く音 私のこころを不穏な方へ誘う 違う 誘われているんじゃない行き場を失った私のこころそのものなんだ このまま、私を標的にして落ちてこないか 一緒になろう 真夜中にできるだ […]
2021年3月11日 / 最終更新日時 : 2021年3月11日 tetiaretiti 思い ３.１１東日本大震災から１０年 －３.11 Ten years since the Great East Japan Earthquake 去年の３.１１は、「花は咲く」の演奏を聴きに近くの公園に行っていた 今年は演奏がなかった いつも演奏していたあの人はどうかしたのだろうか とても気になる 何もできないことが辛い １０年経とうが癒えない傷を持っている人々が […]
2021年3月1日 / 最終更新日時 : 2021年3月1日 tetiaretiti 思い 死んでいく自分 －Dying Me 気持ちを受け入れることができないならせめて そっとしておいてくれないか あなたに関わると 自分という人間が死んでいく音がするんだ 自分らしく存在できるところがないどんどん私という人間でいられなくなる 私は自分のことが好き […]
2021年2月19日 / 最終更新日時 : 2021年2月19日 tetiaretiti 思い きれいな花が開いている －Beautiful flower is open 親のケンカが多い家庭で育ちその子は反抗期に入った 親に迷惑をかけたすごく自分勝手だった・・・ 何十年たった今もなお、申し訳なかったと言っている 胸が掴まれ、ただ苦しかった 親が子どもに与えるものが いかに甚大なものか 子 […]
2021年2月18日 / 最終更新日時 : 2021年2月18日 tetiaretiti 思い お尻という事実 －The fact that the ass 眠れない薬を飲んでも眠れない 残る手段は筋肉注射しかない その筋肉注射はお尻に打つ痛いより恥ずかしいから嫌だった 医者は見慣れてるから、と言うそんな言葉は何の救いにもならない 嫌か平気か、感じるのは私人の感情を決めないで […]
2020年10月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月21日 tetiaretiti 思い 自信のないわたしへ －To me who is not confident 生まれ育ちは やり直すことも 何もできない そこで形成されてしまった生き癖を矯正すること もう、何年も前から取り組んできているだろう それでいいじゃないか できることをしっかり行いながら精一杯生きてる 生い立ちで形成され […]
2020年10月3日 / 最終更新日時 : 2022年10月21日 tetiaretiti 思い 手を握っていてください －Please hold my hand 手を握っていてほしい そばにいてほしい 何もしなくていい 何も言わなくていい ただじっと 手を握っていてほしい あなたの手が救いだから あなたの存在が救いだから あなたの手で 私の手を 握っていてくださいませんか
2020年9月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月21日 tetiaretiti 思い ９月の月明かりの下で －Under the moonlight in September 人生の別れ目 この時期になるとよぎる もう あの人に自分のことで苦しんでほしくなかった わたしは自分のこころを置き去りにする道を選んだ そして 共に生きていく約束は 白紙になった 伝えたい気持ちがあった すれ違いを何と […]
2020年9月24日 / 最終更新日時 : 2022年10月21日 tetiaretiti 思い 笑い声は消えた －The laughter disappeared いつから 笑わなくなったのか よく思い出せない 笑いを見つけることが大好きで バンバン手を叩きながら大笑いするわたしは どこへ ゲラゲラ笑い上戸のわたしは どこへ 笑ったとき 声が大きいやうるさいと言われるようになっ […]
2020年9月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月21日 tetiaretiti 思い 月を照らす太陽のように －Like the sun illuminating the moon 太陽が山影に隠れてゆくと 月は色彩を濃くする度に存在感を増す ぽつぽつと星々をたずさえた夜空が忍んでくる 太陽が地平線の下からやってくると 月は柔らかな色彩となり存在感を薄く淡くしていく 星がひとつひとつ光を潜めてゆくに […]
2020年8月31日 / 最終更新日時 : 2022年10月28日 tetiaretiti 思い 悔い改めよ８月３１日 －Repent, August 31st 夏休み最終日８月31日 毎年毎年 性懲りもなく繰り返される ギリギリパツパツ駆け込みてんやわんや最終日 忘れられないエピソードがある 中学時代 父親にお願いして描いてもらった水彩画 提出できてホッとしたのは一時 「これは […]
2020年8月19日 / 最終更新日時 : 2022年10月24日 tetiaretiti 思い 火球の旅路 －The Journey of Fireball わたしは とても急いでいる 急がなくても ゆっくり行けばいいと思っていたあの日々は 今となっては 羨望のそよ風 わたしは とても急いでいる 急がなければ間に合わない わたしには 時間がない あの頃のようには もう […]