気がかりな宝物と不安定感  -A worrisome treasure and sense of instability

心の底に深く沈めていた、古びた箱を取りだす

今なお、終わりを遂げられずに

無理矢理しまい込んで過去のものとしたものの扱いに悩み続ける

昔とは、もう何もかもが変わってしまっているけれど

今も、自分の心を締めつける

無理矢理に閉じ込めているもの

終わったことは、どうにもならない

終わったことを、どうにかするつもりもない

それをどうにかしたいのではなく

今なお、とても気がかりなもの

カタバミ 道端に咲く 朝日の影

誰をも傷つけないようにすれば

開いていい、持ってていいというものではない

そんな不安定感

自分の中の深い奥底に

存在していてもいいですか