小学生の頃 命に直面した  -When I was in elementary school, I faced life

今朝は、爽やかで涼しい朝だった

洗濯物を干していると

今年初めて 蝉が鳴く声がした

波照間島 南端 海 手前に生い茂る草 岩の塀

小学生の頃、夏休みの宿題のために

蝉を1匹だけ 家に持って帰ってきた

だんだん弱っていく蝉

蝉が留まれるように 部屋の空間に網のようなものを広げた

網に留まっている蝉をひと晩中 見守っていた

宿題どころではなかった

自然の中に生きる命を 人が思いのままにすることは

自分には、全く合わないと分かった

今も苦さは消えない