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暑い暑いと泣いている
すっと流れた 真紅の一筋の涙
北極海を覆うたゆたう海氷の悲鳴
自ら動くことができない樹々は青息吐息の渇き
アスファルトの灼熱の炎の風
熱さに燃える星を
今日も焼くのは 我々
暑い暑い暑い暑い暑い 暑い暑い暑い暑い暑い
それは 奇跡の青い星にしてきたこと
数えきれない生命(いのち)を
まき込みながら
追い込みながら
赤く支配されていく 涙星
真紅の涙を止めないのか
必死になるところではないのか
ひとりひとりにできることは必須急務
いつまで他人事でいる
重すぎる腰が上がる頃
手遅れのサイレンが 止まることなく鳴り響く
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