2021年3月3日 / 最終更新日時 : 2021年3月9日 円 人生観 踏みつけられる石 -Trampled Stone 強い雨の後、歩道脇の草に入り込んでキラキラする雨の雫 宇宙に飛び立つ時わたしは とても幸せだった 縛っていたものがフッと軽くなった鎧のように重たい鎖が ようやく解かれた気がした 人間には2度と生まれたくない 人間中心主義が 苦しかった自分は 現在の人間世界に馴染めない 次も、生まれ変わらねばならないのなら 踏みつけられる石 自然に馴染み存在している そのようなものがいい 今日も道の側に転がる石人間に、蹴られても蹴られても そこにある 石のようなものがいい