閉じた世界に住む  -Living in a Closed World

21.3.14 伊根の舟屋 石の上にポツンとひとつだけ椿が落ちていた
石で敷き詰められた地面に ポツンとひとつだけ椿が落ちていた

自分の意思で動かせない病気
他者の対応で 良くも悪くもなる病気

どうすれば知ろうとしてくれるのだろう
如何なる方法でもってしても困難

苦悩の日々

あなたの中には、あなたしかいないんだ

あなた以外の対象は、瞳に映るだけ

誰も入ることのできない
あなたのガサガサに荒んだ孤独な場所がある

病気を知ることを最初から拒絶したことも
単に、関心も興味もなく

知りたい気持ちがないだけだったんだ