誰かの想い  -Someone’s feelings

冷えきった部屋にひとり

わたしの友達は 
家の掃き出し窓の側に 時々生える草やお花

盆も正月も脳裏にない日々

降り止まない 重たい雨のような雪

霞んだ窓の外
赤いリポン揺れるプレゼント持った紳士が帰っていく

ようやく気づくクリスマス

自分には関係ないこと
いつものように眠りにつく

目覚めた翌朝 
古びた布団の中から、ふと目をやる窓の外

真っ赤な色が瞳に飛び込む
一面にポインセチアの雪が降ったかのような情景

吸い寄せられ触れるは すべて息づくポインセチア

クリスマスの朝に・・

Xmasイブ 入り口などに置かれている、真っ赤なポインセチアの鉢 02.12.24 板宿ダイエー前
 真っ赤なポインセチア その赤はキリストの涙の色に例えられる