踏みつけられる石  -Trampled Stone

レジオンの通り 雨の雫が道路脇の草たちにキラキラしていた 21.3.2
強い雨の後、歩道脇の草に入り込んでキラキラする雨の雫

宇宙に飛び立つ時
わたしは とても幸せだった

縛っていたものがフッと軽くなった
鎧のように重たい鎖が ようやく解かれた気がした

人間には2度と生まれたくない

人間中心主義が 苦しかった
自分は 現在の人間世界に馴染めない

次も、生まれ変わらねばならないのなら

踏みつけられる石

自然に馴染み存在している そのようなものがいい

今日も道の側に転がる石
人間に、蹴られても蹴られても そこにある

石のようなものがいい